届け、私たちの思い
私たちの農地は山からの天然水を贅沢に使用できるという利点もありますが、実は大変なことも多いのが実情です。雨による災害などで水路が土砂で埋まってしまい、水路を保護・管理することが非常に困難な場面に遭遇することもしばしばです。
それでも自然の恩恵を受け、美味しいお米が作れることを思うと離れる事は出来ません。私たちのこだわりを知って頂けますと嬉しく思います。
自然の力を借りて
めいせい農園では自然から頂くだけでなく、自然に返す活動も行っています。
まず、竹林の竹を伐採し利用します。伐採した竹は竹炭へ加工し、小さく粉砕した後に畑へ散布します。これらを行うメリットとして、自然環境を整え循環させることが可能です。竹林は管理を行わないと人の生活に支障をもたらします。捨てるという考えではなく、私たちは自然を守り循環させる農業を行っています。
竹炭のチカラ
竹炭を土に入れると通気性や透水性、保水性が良くなります。土壌環境が良くなることで、病虫害の発生も減少します。また、風で届いてしまう防ぎきれない微量の農薬や化学肥料の有害成分が吸着され、それらを微生物が分解する働きを持っています。その他、酸性の雨を中和してくれる働きもあるので万能な天然の肥料となって活躍してくれます。